暮らしのなかに溶けこみ、日常に溢れる
僅かな揺らぎに寄り添う建築をつくること
を目指し、日々思いを巡らせています。
それは土地の歴史やそこに住んでいた人に
よって培われてきた暮らし方、地場の職人
の技術や精神、そういった記憶や想いを受
け継ぐことであり、誰かの暮らしと自身の
暮らしを重ね合わせ、想像することだと
思っています。
"これまで" と "これから" が呼応するこ
とで情緒が生まれ、繰り返し紡いでいくこ
とで愛着を感じることができると考えてい
ます。
そして、私も事務所も地域の暮らしに溶
け込み、その一部となること。これから出
会うであろうクライアントや仕事仲間との
対話を通して良いものづくり、繋がりがで
きることを楽しみにしています。